インカムゲインとキャピタルゲインって何?
って話なんですけど、大まかにいうとどっちも資産運用で得た利益(リターン)です。
違いはといいますと、キャピタルゲインが保有していた財産を売却することによって得られる利益で、
インカムゲインが継続的に受け取れる収益(株の配当金や不動産の家賃収入など)です。
今回は株式のみに焦点をあてて書いていきます^^
キャピタルゲイン
株式投資でいうキャピタルゲインは、株価が安い時に株を購入して株価が上がった時に売却。その差額で利益を出す方法です。
田舎のおっちゃん達がイメージするザっ株!!ってやつですね。
最近はアメリカの自動車会社のテスラの株が急上昇して話題になりました。テスラの株を持っていた方はウハウハですよね 羨ましい、、、
テスラ株みたいに4倍とかなったら 10万円が40万円になったり、もし10倍になったりすると100万円!!
むかーしアップル(i Phone)の株を100万円分買っていたら4000万円になったらしいです。知り合いの知り合いが子供二人分の大学費用が賄えたと言っていましたw
安い時に買って高い時に売る ざっ株!!って感じのがキャピタルゲインです
インカムゲインとは
インカムゲインとは株に関して言うと、保有することで得られる利益。
有名なのが高配当株とかですね。テレビによく出てる桐谷さんが有名ですw
日本の高配当株には株主優待権とかが付いてきたりするんですけど、アメリカでは優待券とかは無いみたいですね。日本が世界から見て珍しいみたいです。
配当金の平均は3%〜5%くらいと言われてます。100万円分の株で3万円〜5万円年間で貰えるって感じです。
配当金が出る株を1億円分くらい持ったら仕事しなくても毎年300万〜500万円入って来ます。夢の配当金生活ですね✨
桐谷さんは配当金と株主優待権を利用して毎日楽しく過ごされてるみたいです^^
株式のインカムゲインにはもう一つあって、投資信託などに付いてくる利回り(収益)です。
積立ニーサなどの投資信託商品の配当金が出ない商品・配当をそのまま再投資する商品につく収益(平均利回りと言いたくなりますが、正しくは平均収益率と言います)
高配当株など年に数回配当金が入金されるのではなく、儲かった収益をさらに投資に回していく再投資型なので、資産の増え率は高配当株よりも高いです。
一般的に高配当株と呼ばれているものは年に3〜5%の配当が出ますが、配当を再投資する投資信託などの商品の平均収益率は5〜7%と言われています。
じゃあ投資信託の方が稼げるじゃん!って思うかも知れませんが、高配当株はその会社自体の株価が上がれば配当金の額も株の価値も上がりますので、相乗効果があるかも知れません。しかし一般的に高配当を出す会社は成熟した企業が多いのであまり急成長はしないみたいです。
僕自身、投資信託で手元の資金をまず増やして、その後高配当株を買って悠々自適な生活を目指そう!と思ってましたが、4%ルールというのを知ってからは考えが変わりました。
4%ルール
初心者でも安心な定額積み立ての投資信託でインカムゲインを狙うとして、最終的に増やした資産を使わなければ意味がないんですが、その時に役に立つのが4%ルールです。
積立ニーサの投資信託などで増やした資産を老後に使う場合、
例えば普通の保険会社から勧められる年金型の保険では60歳まで払い込んだら65歳から10年間個人年金が受け取れますよって感じで保険会社さんが言い寄って来ますよね。
え? じゃあ75歳からは貰えないの?ってなりませんか?
保険会社さんの言い分では、実際僕が支払っていた(現在では解約済み)保険を例に出すと、支払った総額よりも16%増えますので貯金するよりは効率的に老後に貯めて置けます!って感じでした。
初めは16%も増えるならいいなって思い契約し数年間支払っていましたが、積立ニーサと株式投資の4%ルールを知ってから即解約しました。
4%ルールの事を僕は勝手にアメリカ式年金と言っていますw
説明していきます。
4%ルール・アメリカ式年金を賢く使う!
僕の例で話すと、僕と妻で毎年年間40万×2の80万円積立ニーサで積立をしています。40万×20年間で800万円積み立てることになるのですが、運用利回りを7%にした場合 約3400万円になります。5%で運用した場合だと2700万なので間をとって3000万円で話を進めて行きます。
20年後 まだ働いてるとは思うのですが働いてないとすると、3000万円の資産を切り崩しながら生活することになります。
その時5%ずつ切り崩すんです。
どういう事かというと、積立ニーサで良く紹介されてる全世界株や全米株s&P500などは年に5〜7%の平均運用益があると言われています。少なくても5%ずつ増えていく。
5%ずつ増えていくのを5%ずつ使っていく。
すると元本が減りませんよね
正確に言うと本来株式等での利益には約20%の税金がかかりますので
3000万円×5%=150万円 この150万円に対して約20%が税金でひかれます
150万-20%(30万円)=120万円
この120万円が自分が保有してる株式の4%に当たります。
理論上自分が保有している株式の4%を毎年切り崩していっても元本はそのまま減らない。
あくまでも理論上ですが。
少なくとも日本の保険会社のように10年しか貰えませんってことは絶対にないです。
120万円ということは月に10万円ずつ使える事になります。月10万円+国民年金で生活すれば資産を減らすことなく死ぬまで安心できるって訳です。まさにアメリカ式年金(/・ω・)/
4%ルールについてもう少し詳しく書いてみましたhttps://ninkatsu.toushi.bakucyo88.com/129/
話がだいぶ逸れましたが、
まとめ・インカムゲインとキャピタルゲインどっちがおススメなの?
結局どっちがおススメかというと、人によりますw
毎日ネットや新聞等で世界経済をチェックしたり株価をチェックしたりするのが好きで、次にどの株が上がるか予想できる人はキャピタルゲインを狙ってスピーディーに資産形成をしていったらいいと思います。インカムゲインより早く資産形成出来ると思います。が、もちろんリスク高めです。
僕は世界経済とか気にはなりますが、毎日チェックとかできないですし、一番は損をしたくないので、時間をかけてインデックス投資に毎月コツコツ定額で積み立てていってインカムゲインを増やしていく方が好きです。
もちろんFIREを目指すには毎月かなりな金額を積み立てないといけませんし、僕自身キャピタルゲインを狙った個別の米国株を少しですが持ってはいます。10万円分くらいです。今現在この個別株のほうが利益は出ています。
投資信託 1,197,789入金
現在 1,228,403(+30,614)
米国株式 97,500入金
現在 120,938(+23,438)
というふうに投資信託の方に10倍のお金を投資してますが、10分の1しか投資していない個別の米国株の利益と大差はありません。
上手くやるとキャピタルゲインを狙ってどんどん売り買いしていった方が利益は出るかもしれませんが、初心者の方はまず投資信託などでコツコツ定額積み立てをしてインカムゲインを体験し、投資というものに慣れていったほうがいいと思います。
慣れてきて余剰資金があるなら個別株等を買ってキャピタルゲインを狙ってもいいと思います。
僕に株を教えてくれた知人は日本の個別株を少しずつ買い足していって、一つも売らずひたすら配当金を貰っています。個別株を買って売らずにインカムゲインを狙っているんです。
知人曰く、株価が暴落しようが売らなかったら損ではない そうです。
資産運用のやり方も人それぞれですし、向き不向きもあります。
ご自身に合うやり方を模索して是非投資の世界に一歩踏み込んでみてはいかがでしょうか。
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